2021/09/24 14:57

こんにちは!

古着屋OWLの勝丸です。


今回ご紹介させて頂くのはジャングルファティーグになります。

2点入荷致しましたのでジャングルファティーグについてもご紹介していきます。



ここ近年でジャングルファティーグの人気が爆発的に上がり、値段も高騰していますね。

まず、ジャングルファティーグとはベトナム戦域に高温多湿な気候に対応するために開発されたものになります。

また、年代によりモデルがあり、少しディテールも変わってきます。

まず、63年〜64年 1st



約1年間のみ生産された希少な1stモデル。
こちらはフラップボタンが全て剥き出しになっております。
このディテールは1stのみです。




お次は2ndモデル。
こちらも65年〜66年の1年間のみの生産です。
1stと見分け方は簡単です。
フラップボタンが隠れ、エポレットがついているものが2ndと判別できます。


お次は3rdモデルになりますが3rdは前期と後期に分かれます。
まず前期モデルのご紹介です。





まず大きく変わるのが、バックヨークがつく事です。
そして、エポレット、ガスフラップ、ウエストボタンが省略されます。
かなり簡略化されたシンプルなディテールになります。
またドレインホールもなくなります。
ドレインホールというのは、ポケット内側に付いている水抜きするための穴になります。

また前期型の特徴としては襟下にハンガーループがつきます。



こちらは後期型になります。
大きく変わったところはないですが、ハンガーループが省略されます。



こちらは4th になります。
今回入荷した2点もこの4thモデルになります。

4thになりますと、リップストップという生地に変わり、生地の裂けをを防止するものになります。
また3rdに省略されていたドレインホールが復活します。

最後に5thモデル。
ファティーグの最終形態とも言われております。

5thのモデルは4thとさほど変わりません。
一部違うところがあるのは、袖ボタンを開けるとこれまでのモデルは
V型ガゼットと呼ばれ、V型に開いています。
しかし、5thになるとシンプルな作りになります。




と、今回ジャングルファティーグについてご紹介させて頂きました!

また他のヴィンテージについて次回ご紹介させて頂きますので
フォローの方よろしくお願い致します。

古着屋OWL